犬のオスはかわないの?

以前 ドッグワールド という犬の月刊誌がありました。

私はこの本が毎月楽しみで本屋に予約をしてず〜と読んでいました。

いわゆる犬の生活にまつわる情報やグッズだけの内容が 多い犬ものの本とは違って愛犬家の

エッセイが結構 いくつか連載で掲載されていて とても読み応えのある犬の本でした。

が、残念ながら2005年に廃刊となってしまったのです。

 

この本に連載で 米原万里さんのエッセイが掲載されていて 毎月その愛犬魂の深さのお話が

楽しくて 本の発売日を待ち望んでいたのに残念で しかたがありませんでした。

今も このような月刊誌が出てこないかな と思っています。

 

この エッセイの題名が「犬のオスはかわないの?」

というものでしたが 最後のほうにはご自身の体調にまつわる部分も少し書かれていて

それと同時に 里子にひきとったGピレネー犬との悲しい別れや あらたに迎えるGピレネー犬の

里親としての心の動きや生活 などほんとに中身のある楽しくも ほろりとするエッセイでした。

 

廃刊になる最後のほうには ピレネー3頭 猫4頭 との生活でした。

 

その後 しばらくして米原万里さんが 「癌」 であることをテレビで知り また 少しして

亡くなったことを知りました。

 

それから 私の頭のどこかに常にあのあと あのわんこ にゃんこ達はどうなったのかしら

と気にかかっていました。

もちろん 米原万里さんといえばロシア語通訳の仕事やその他いろんなお仕事などを通じて

沢山の友人の方達がいたようでしたので きっと 誰かが引き取っているだろうとは

思っていましたが。

 

今回 ふと また思い出してドッグワールドのエッセイをもう一度読みたい!

と思ってパソコンで検索 アマゾンでみつけました。

 

何年かぶりに読みましたが 明るい米原万里さんの表現や犬や猫達にたいする話しは

ほんとに 楽しく面白く興味深いものばかり

はじめの本は「ヒトのオスは飼わないの?」

 

そして2冊目は米原さん亡きあと秘書の方が もう一度ドッフワールドのエッセイを抜粋して

まとめたものですが この本にその後の米原万里さんの話しと万里さんが死去したあとの

犬猫達のことが書かれてあって 私の気がかりはどうにかおさまりました。

 

中には すでに病で動けなくなった米原さんがピレネー犬ナナちゃんの里親を探して

引き渡すときの状況も書かれており 読みながらも胸がつまりました。

 

そして万里さん亡くなったあとも周りの方達が 残された犬猫達  万里さんの毛深い家族

と書かれていました お世話をしそれぞれ里親の元へひきとられていった経緯が書かれていました。

 

最後に 「人一倍 正直な方で無謀と思われる行為もあったがそんなにしてまでも守ってきた

毛深い家族との生活はこうして終わりました」

と締めくくられています。

 

この一説を読んだときには 思わず涙があふれてしまいました。

 

必ず 全ての出来事には終わりがありますが 終わるって寂しいですね。

 

読み終えて 米原万里さんという人に会いたくなりました。

もちろん  無理ですけど。

 

こんなに感受性豊かなエッセイは この方のあとにはもういないでしょう。

 

愛犬家の皆様 チャンスがあれば是非 読んでみてくださいまし〜

いろいろ 気づき 学ばされますyo

 

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コメント: 2
  • #1

    アカンタママ (日曜日, 15 7月 2012 13:03)

    初めまして、”アラウンドハーフ・・”からお邪魔しました。
    この本、本屋さんでパラパラ読みした事あって
    ジックリ読んでみようか、、って思いました。
    スッカリ、涙腺詰まって涙もろくなった昨今ちょっと勇気が入りそぉーですけど・・;

  • #2

    Yukijimama (日曜日, 15 7月 2012 23:22)

    アカンタママさま
    こんにちわん