姫がいない家

 

 姫がいなくなった家の中  仕事から帰ってもやっぱり空気がちがう。

 ように私が感じるのかもしれないけど  違う。

 

 誰よりもお帰り の出迎えが派手だった姫。

 その姫に負けじと 飛びついてくる幸。

 

 そのライバルのようにしていた姫がいなくなって幸のお帰り〜は

 随分とおちついた。

 

 姫が 亡くなったあと一日ベッドに寝かしていると ふと見ると幸が

 姫の横に 付き添っていた。

 それも ずーと とても長い時間 ベッドからおりてもしばらくすると

 又、姫にべつたり 重なるようにしてよりそっていた。

 

 他の子達は誰も行かないのに幸だけ そうしていた。

 けんかあいてだった姫との幸流のお別れだったのかな

 

 私は 姫のあの柔らかいふわふわの毛にもう一度 触りたいと思う

 もう一度 あの大きな目に会いたい と思う

 幸より お別れのへたっぴな私。

 犬との暮らしの楽しさを教えてくれたboss と 姫 が

 逝ってしまったなぁ

 

 家族が 一人づつ去って行くって ほんと 寂しいですね

 じわじわと 応えます。